一衣帯水の不思議な人々

★はじめに

「一衣帯水の不思議な人々」と言っても日本の一衣帯水の国は朝鮮半島と中国大陸を指すのが一般的である。この両地域は戦前の日本軍国主義を根に持って日本にとっては親しみの持てない国であるかも知れない。最近、両国は内部に数々の問題を抱えているようで、いろいろ報道がされているが、我が国に関係のある事件を取り上げてみると、

大韓民国の事件

親日老人撲殺事件
事件が起きたのは2013年5月と言う。ソウルにある宗廟市民公園は観光名所であり近所に住む高齢者たちの憩いの場である。被害者の朴さん(95)もそういう高齢者の一人であったらしい。一方、加害者の黄被告(38)は、当日、大量に飲酒しており、酩酊状態にあったらしい。二人が言葉を交わすうち朴さんが何気なく「日本の植民地統治は、よかった」と言ったらしい。この言葉に戦争体験もなく《悪いのは日本》という偏向教育で育った黄被告が激怒したという。黄被告は朴さんを蹴飛ばすと、その杖を奪い、怒りに任せて頭などを殴りまくった。朴さんは重傷を負い、治療のかいなく亡くなった。黄被告は傷害致死罪で逮捕されて「心神耗弱」を主張したものの、2013年9月10日に懲役5年の判決を受けたらしい。控訴審等については不明。

中華人民共和国の事件

尖閣諸島問題
尖閣諸島は日本が明治28(1895)年1月14日に現地に標杭を建設する旨の閣議決定を行って、正式に日本の領土に編入し、その後現在まで実効支配を行っている日本の領土である。しかるに、1968~1970年にかけて国連等による海洋調査の結果「東シナ海の大陸棚に石油資源が埋蔵されている可能性があることが指摘され」1971年に中国、台湾が領有権を主張しはじめた。紛争は現在も継続中で主に中国の艦船が日本の領海内に侵入している。

中国機、米軍機に異常接近
米国防総省は22日、南シナ海の公海上空で、中国軍の殲11戦闘機が19日に米軍の対潜哨戒機P8に対し、約6メートルの至近距離に異常接近し、常軌を逸した挑発行動を繰り返したことを明らかにした。米政府は中国側に厳重に抗議した。(産経新聞2014年8月24日)

巨額汚職事件
中国最高指導部元メンバーである周永康・前共産党政治局常務委員(71)をめぐり、中国当局がこれまでに周氏本人のほか親族や部下の資産少なくとも900億元(145億ドル)相当を差し押さえたことが分かった。(ロイター2014年 03月 31日)
中国共産党の中央規律検査委員会は、胡錦濤前政権の最高幹部の1人で序列9位だった周永康・前中央政治局常務委員(71)に「重大な規律違反」があったとして立件・調査を決めた。中国国営の新華社が2014年7月29日に報じた。

★論 説

韓国「親日老人撲殺事件」
こういう人種問題は日本では起こりえない。日本でも戦前は「鬼畜米英」などと教え込まれたらしいが、戦後はきれいさっぱり捨てられてそういう言葉を知っている人も少なくなっている。仏教を捨てて儒教を国教とした国が「・・・儒教の遺産は、朝鮮半島の社会の根底部分、道徳体系、生活様式、年長者と若年層との関係、ハイカルチャー、に残っており、大部分の法体系の基礎をなしている・・・」と言われているのに、こんなことをしていいものか。日本にも人種問題がまったくないとは言わないが(例、嫌韓、嫌中など。少数民族のアイヌ人問題など)民族問題を起因とした殺人事件なんて聞いたことがない。何か韓国では親日派は富裕層に多く、反日派は貧困層に多いと言う。韓国は貧富の差が大きい格差社会なのか。「中国や韓国で、政治に対する不満が国民に広まった際に反日ナショナリズムを利用し、国民の不満の矛先を日本に向けさせて政治体制を維持するということが行われる」という主張があり、政治家や政治体制、はたまた、国民の民度に問題があるのか。

中国「尖閣諸島問題」
国連が「東シナ海の大陸棚に石油資源が埋蔵されている可能性がある」と宣ったからと言って、何も一足飛びに今までは日本の領土と認めながら自国領と主張するのは自己矛盾しており、一般に言う「ならず者」のような感じだ。国際用語としても「ならず者国家」という言葉があるらしい。最近は中国のことを某国野党党首が「中国は厄介者」と述べ「中国は法を順守せず、某国を乗っ取ろうとしている」と説き、物議を醸した。横紙破りの国家が国際社会で生きていけるのか。

中国「中国機、米軍機に異常接近」
これも一触即発という感じの話だ。江沢民氏の子息の話として、江沢民氏は「中国の実力はいまだに米国にはるか及ばない」と言ったのに対し、習近平氏は「今やわれわれの力で米国に十分対抗できるし、そうすべきだ」と譲らず、二人の関係は断絶したそうな。中国は最近しきりと米国、日本、東南アジア諸国に対し挑発行動を繰り返している。何か近隣諸国とことを起こし、ご破算にしなければならないような重大事でも抱えているのか。

中国「巨額汚職事件」
これは我が国にはまったく関係のない事件なのだが、これにより中国の「内部崩壊」を説く見解もあるので取り上げた。敗者の難民が日本に一億人も来られては大変だ。この事件をある意味中国国内の権力闘争と捉える向きが多い。即ち、習近平氏と上海閥(江沢民、周永溝氏等はこの閥)の争いで、今回の事件は「専門家らは、習近平国家主席が、自身の権力基盤を固め、今後内紛が起こっても対処できるとの自信を持ったことを、今回の捜査は示す」(ロイター)と分析する。ロイターの伝える汚職の金額は、総額900億元(145億ドル)相当を差し押さえた、と言い、内訳は1.銀行預金口座(約370億元)(約6,140億円)2,債券(約510億元)(約8,464億円)3.300戸以上の不動産(アパートやヴィラ等)(約17億元相当)(約282億円)4.アンティークや現代絵画(約10億元相当)(約166億円)5.60台以上の自動車6.金、銀、現金等と言う。また、周氏の親族や側近、部下ら300人以上が拘束されたり、調査を受けたりした、と言う。但し、数字に関しては各報道に若干の違いがあり、時事通信の報では、総額で1000億元(約1兆6500億円)、人数は周氏周辺の関係者約350人を拘束したとなっている。日本と言おうか現今の民主主義国家では考えられないような数字で、日本流に言うとワイロ株式会社という違法会社があって、社長は周永溝氏、社員は300名から350名、累積売上げ一兆四千五百億円、原価零円、純利益一兆四千五百億円と言うところであろうか。ワイロをもらうのにワイロを出しているとは思われない。従って、原価は発生しないのである。しかし、ワイロで贅沢三昧をしたわけではないらしく、次の権力闘争の軍資金として蓄えていたものを習近平政権が嗅ぎ出して先制攻撃をかけたと言うことか。中国はワイロも組織的に徴収するらしい。日本に火の粉が降りかかってこないことを祈るばかりだ。それにしても、最近の中国政府の金集めは尋常とは思われない。

★Y染色体ハプログループ「O(オー)」とはどんな人

Popula Langua  n  C   D   D2   K   N   O1  O2   O3   Q  Others  Reference
日本人 日本語  259 8.5  0  40.8  0   1.6  0   27.0  22.1  0.4 NO=2.3 Hammer 2005
朝鮮族 朝鮮語  317 9.1  0   0        –  4.1  30.3  44.5  0.6        Shin 2001
漢族 支那語    166 6.0  0.6  0   1.2 9.0  9.6  16.3  55.4  0.6        Karafet 2005

上記の表を見ると、日本、韓国、中国ともにY-DNA O(オー)が最多で、韓国、中国ともにO3がO2より多く、特に、中国ではO3が過半数を占めている。O2とO3の違いについては当然大陸における出自の違いかと思うが、インターネットではまちまちなことを言う人もいる。一応、O2は長江系、O3は黄河系となっているが、欧米系の研究者は東アジア全体に住んでいたのはO3で、稲作もO3が始めたと解しているらしい。東アジアへ到達した移動経路もO1、O2(東南アジア経由か)とO3(ジュンガル盆地経由か)では違うと説く向きもある。日本にはO2、O3ともに殷の滅亡とともに来たらしく、

王充著「論衡」に「成王時 越裳獻雉 倭人貢鬯」(恢国篇第五八)とあり、今から3000年前ほどにO3が長江方面から来たことを意味するか。

「山海経」の「海内北経」に「蓋国在鉅燕南 倭北 倭属燕」とあり、これは今から3000年前ほどにO2が朝鮮半島からやって来たことを示唆か。

東アジアにおけるO系統の急増は稲作の発達によるものであり、広い範囲に拡散したのは歴代中国統一王朝が版図拡大を狙って近隣諸国を圧迫し、外へ追いやったからであろう。
性格的には、O2aは江南から東南アジアで分布(台湾先住民、日本、チベットに限定する説がある)し、農漁村民的で質実剛健か。O2bは日本、朝鮮、満州などに分布しその性格は勤勉実直・宗教を規範とするか。O3は東アジア全般に分布し、商業主義(利益優先・倫理観欠如)の現代東アジア本流とも言うべき人々か。現今の「2011年温州市鉄道衝突脱線事故」で「事故は日本から供与された技術的欠陥によるものだ」などと責任を他人に転嫁し、事故原因の究明もままならず、また、相次ぐマレーシア航空機事故では事故原因の解明は行われていない。こういうところがO2bないしO3の面目躍如と言ったところなのだろうか。従って、Y-DNA/O3が偏在している国は理性より感情が先立つ国なのであろう。

★まとめ

日本の周りの向こう三軒両隣の国々はみんなY-DNA/O系統の人ばかりで、その人種構造は日本のようにY-DNA/D2で中和をするというようなことはない国ばかりである。漢民族は多民族国家と言っても科学的なその実体はY-DNA/Oの単一民族といってもいい状態である。戦前、大和民族、大和民族と連呼していた我が国こそが多民族国家の典型のようだ。江戸時代まではアイヌ人とのトラブルもあったが、アイヌ人も煎じ詰めればY-DNA/D2(Y-DNA/D1b)の日本人と同じ人種だと思う。少しばかり容貌が変わってしまったのは日本人がY-DNA/Oとの混血を繰り返したからであろう。Y染色体ハプログループは現存するものの他にたくさん消え去ったものもあるだろうが、これを総括すれば、
1.分岐が新しくなる(O1、O2、O3とあればO3のこと)ほど人口が増えていく。分岐が新しくなれば生物としての人間の完成度が高くなるからか。
2.分岐が新しいハプログループほど経済性(経済活動の技術)が高い。時代に即応するためか。
3.人間の識別の第一歩は肌の色と言うが、突然変異でできたと思われる黒、白、黄には地域的偏りが見られ人間の移動というものが、まず、少人数で始まったと言うことか。
4.Y染色体ハプロタイプの系統樹を見ると日本のDと中国・韓国のOはかなり離れているように見えるが、その発生においてはそんなに差がない(いずれも3万年ほど前)という見解もあれば、東アジアで隆盛のO3について言えば、その発生活動時期は3000年前と言う説もある。後説によれば、日本に渡来したのもO3が突然変異で発生しすぐに、かつ、米を携え、日本にやって来た、と言うことになろうかと思う。中国大陸で何が原因かは分からないが爆発的にO3が増えて各地に広がったとも考えられないではないが、一般的ではないと思う。
2007年と言うから7年前になるが「となりのクレーマー」という本が発刊された。また、2010年には「沖縄は日本政府に対するごまかしとゆすりの名人でゴーヤーも栽培できないほど怠惰」と宣った某国日本部長もいた。一衣帯水の国々はあれやこれやとゆすったり、たかったりして日本から金をもらおうとしている。よく言われる例として「対中 ODA」、「日韓通貨スワップ」(過般、財務省の国際局長が「韓国とのスワップを前向きに検討する」と発言し、物議を醸した)など。経済的に自立した国なのだから矜持を持って他国になどおねだりをしない方がいいと思う。日本の官僚も余計なことを言わないことだ。

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